2006年12月07日
花と蝶2:nonno ノンノとheporap ヘポラプ
12/3の記事で、アイヌ語で花をnonno ノンノ、蝶をheporap ヘポラプと書きました
そこで、今回はnonnoがヤグルマソウ、heporapがヒメシジミです
函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花 (石川啄木『一握の砂』)
の歌とともに深い紫の色彩が心に染み込んでくるnonnoがヤグルマソウ
なお啄木が愛した、この青紫のヤグルマソウ(ヨーロッパ伝来、別名ヤグルマギク)とは別に
ヤグルマソウという名前の固有種があります
2006年12月03日
花:nonno ノンノと蝶:heporap ヘポラプ
アイヌ語で花のことをnonno ノンノというのはよく知られているようです
酷寒の地においてはnonnoの季節は短く、その出合いの感動は一層大きなものです
heporap ヘポラプ(=蝶)も限られた時間の中で吸蜜に懸命となります
画像のnonnoはヨツバヒヨドリ(ヒヨドリバナの一種)、heporapはアサギマダラ
アサギマダラは長距離の移動や台湾などへの渡りもすることで有名な蝶です
下の画像は自然(野生)のアサギマダラとmosirが遊んだ時の1コマです
2006年12月02日
マユミ:kasupni カスプニ
マユミは秋の深まる中で他の木々に先がけて紅葉し実も鮮烈な赤色に色づく
この可憐な木はアイヌ語でkasupni カスプニ
kasup(=杓子)を作るni(=木)として暮らしにも身近な存在であった