2006年05月27日
襟裳:enrum エンルム
<写真>濃霧と強風の道の果てには「永遠」の感じられる
襟裳岬がありました
襟裳(岬)は北海道の◆の地形の南にせり出す岬(ただし渡島半島南部よりは北に位置する)
この代表的な岬はアイヌ語でもenrum エンルム(=岬)
2006年05月15日
紋別、門別:mopet モペツ
<写真>紋別市の流氷観光船ガリンコ号の船上にて
北海道各地に紋別や門別、あるいはそれに類似した地名を確認することができる
地名によく使用されている「別」は、アイヌの生活の基盤であるpet ペツであることが多い
紋別や門別は、この地域にアイヌ語でmopet モペツが流れていたことに由来する
※mo(=静かな) pet(=川) petはべツとも発音する
2006年05月10日
カタクリ:eskerimrim エシケリムリム
落葉樹の多い北斜面に生育、腐葉土と(他に先駆けて成長することで)日光の恩恵を受ける
発芽から開花・結実を経て消滅まで、我々の目にふれるのは1年の中で2ヶ月程度
赤紫色の可憐な花を咲かせるカタクリはアイヌ語でeskerimrim エシケリムリム
2006年05月06日
「霧の街」釧路:kusuri クスリ
冷涼で湿潤な気候が、釧路を霧の多い街にしている
初めて訪れた時も港は濃霧におおわれ、くっきりと見えていたはしけも霧の中に突進して消えていきました
釧路はアイヌ語でkusuri クスリと呼ばれてきました
釧路川上流に何ヶ所もkusuri(=温泉)が有るからという説があります
一方で、斜里や根室へのkus ru クシルが有ったためともいわれます
※kus(=を通る) ru(=道)