さぽろぐ

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2011年01月31日

サクラ:karinpa-ni nonno カリンパニ ノンノ



アイヌはサクラの木の皮をkarinpa カリンパと言う
有用な材料として弓などに巻きつけて使った
kari(=回る)n(=調整音?)pa(=複数形)、つまり、くるくる回る(もの)
そこで、皮を生み出すサクラの木はkarinpa-ni カリンパニ
サクラの花はkarinpa-ni nonno カリンパニ ノンノ
    ※ni(=木) nonno(=花)

  


2007年08月07日

ヒグマ:kamuy カムイ



大自然を悠然と跋渉する陸の王者ヒグマ
過酷な大自然の中で250kgの巨体に成長するものもあるという
私たちに恐れと共感を抱かせるこの存在はアイヌ語でkamuy カムイ(=神)
丁寧にkimunkamuy キムンカムイnupurikorkamuy ヌプリコカムイとも呼ぶ
    ※kim(=山)un(=にいる) nupuri(=山)kor(=を持つ)
大自然の中ではまだお目にかかっていないのが残念

アイヌ語でkamuy カムイを名前(の一部)に冠した動物は少なくない
自然と共生し自然物に偉大な精神を感じたアイヌにとりkamuy カムイとは自然の別名でもあった


  


2007年08月03日

オオウバユリ:turep トウレプ


                ※写真は 撮って置きの日々(旭川のまりあさんのブログ) より

風土に適合して群生し、広大なお花畑をつくるオオウバユリ
オオウバユリの鱗茎はアイヌ語でturep ト
そのでんぷん質はsito シト (=だんご)などにされ、最も代表的な食料になってきました
アイヌ語のtu(=二つの)…re(=三つの)…という慣用表現は、たくさんの…を意味します(p=もの)  


2007年07月27日

イケマ:ikema イケマ



アイヌ語起源の名前で呼ばれる野草がikema イケマ  白い小さな花が夏の山々を彩ります
    ※i(=それの)kema(=足)
     iとはkamuy(=神、立派な)を指すというのが定説ですが、aynu(=人間)かもしれません
     kemaは具体的にはイケマの根を表しています
     イケマの根は地上部分のつる草と比べてとても大きいのです!
おとなしく控えめな花の趣きとは対照的に、イケマ(の根)はアイヌの重用した薬草です
頭痛・腹痛・外傷・眼病などの万病に効く薬として利用されました

「毒にも薬にも……」の言葉の通り、イケマ(などガガイモ科の植物)にはアルカロイドが含まれるので多用すると人間も死に至る毒性をもつ両刃の剣
なお、アサギマダラ(2006.12.03.記事)は、このアルカロイドを吸収し鳥などから身を守ります  


2007年07月25日

クロユリ:anrakor アンラコロ



ユリは根(鱗茎)が食用となるのでアイヌにも親しい植物となっている
クロユリはその自己主張の強い色合いから恋を成就する花として伝説の中に生きる花でもある
この個性的な野草はアイヌ語でanrakor アンラコ
    ※an(=夜、黒い)ra(=葉)kor(=を持つ)という語源解釈が一般的ですが、ちょっと?
     raに花の意味があれば明解ですが……  


2007年02月15日

雪:upas ウパシ



雪は大空から競走するように舞い降りて冬の風景を印象的に染め上げる
この白い手品師はアイヌ語でupas ウパ
u(=互いに)pas(=走る)雪の姿をアイヌは一つの言葉に凝縮しました
    ※upas as アシ 雪が降る  


2006年12月07日

花と蝶2:nonno ノンノとheporap ヘポラプ



12/3の記事で、アイヌ語で花をnonno ノンノ、蝶をheporap ヘポラと書きました
そこで、今回はnonnoがヤグルマソウ、heporapがヒメシジミです

函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花  (石川啄木『一握の砂』)

の歌とともに深い紫の色彩が心に染み込んでくるnonnoがヤグルマソウ
なお啄木が愛した、この青紫のヤグルマソウ(ヨーロッパ伝来、別名ヤグルマギク)とは別に
ヤグルマソウという名前の固有種があります

  


2006年12月03日

花:nonno ノンノと蝶:heporap ヘポラプ



アイヌ語で花のことをnonno ノンノというのはよく知られているようです
酷寒の地においてはnonnoの季節は短く、その出合いの感動は一層大きなものです
heporap ヘポラ(=蝶)も限られた時間の中で吸蜜に懸命となります
画像のnonnoはヨツバヒヨドリ(ヒヨドリバナの一種)、heporapはアサギマダラ
アサギマダラは長距離の移動や台湾などへの渡りもすることで有名な蝶です
下の画像は自然(野生)のアサギマダラとmosirが遊んだ時の1コマです

  


2006年12月02日

マユミ:kasupni カスプニ



マユミは秋の深まる中で他の木々に先がけて紅葉し実も鮮烈な赤色に色づく
この可憐な木はアイヌ語でkasupni カス
kasup(=杓子)を作るni(=木)として暮らしにも身近な存在であった  


2006年05月10日

カタクリ:eskerimrim エシケリムリム



落葉樹の多い北斜面に生育、腐葉土と(他に先駆けて成長することで)日光の恩恵を受ける
発芽から開花・結実を経て消滅まで、我々の目にふれるのは1年の中で2ヶ月程度
赤紫色の可憐な花を咲かせるカタクリはアイヌ語でeskerimrim エケリ  


2006年04月26日

ハマナス:maw マウ



潮かをる北の浜辺の
  砂山のかの浜薔薇よ
    今年も咲けるや
  (石川啄木)

とうたわれたハマナス(ハマナシ) 夏の浜辺を鮮やかに彩る
夏の終わりとともに赤く色づく甘いハマナスの実はアイヌ語でmaw マウ

  


2006年04月20日

ニリンソウ:pukusakina プクサキナ



山野草として愛されるニリンソウの純白の清楚な花は印象的
意外ながら最も代表的な山菜の一つでもありアイヌ語でpukusakina プクサキナという
    ※pukusa(=ギョウジャニンニク)kina(=草、山菜)  


2006年04月18日

ギョウジャニンニク:pukusa プクサ



北海道や本州では長野県以北の寒冷地に生えるギョウジャニンニク
その強烈な味や香りで活力を与えてくれる存在はアイヌ語でpukusa プクサ  


2006年04月01日

アイヌは空を「天上の湖」と考えた



       <写真>流れる彩雲……onne-to(オンネトー 足寄町)
                             を想いおこさせる
仰ぎみる空を、アイヌ語ではkantokotor カントコト又はnis(nisor) (ニソ)とよぶ
    ※kan(=上の)to(=湖沼)kotor(=のこちらの面・の表面)nis(=空)or(=の所)
また、雲はniskur ニという
    ※nis(=空)kur(=影)  


2006年03月30日

フキノトウ:makayo マカヨ



枯草や雪の中から生命の力が萌え出すフキノトウ
黄緑色の可愛い姿は、アイヌ語でmakayo マカヨ  


2006年03月30日

フクジュソウ(福寿草):kunaw クナウ



春を真っ先に知らせてくれるフクジュソウ(福寿草)
その花は貧しくとも心豊かにさせる可憐な黄金の生命
名前はアイヌ語でkunaw クナウ